整える時間

こんにちは、はり灸いとぐちです。

 

心と体を整える仕事をしているはずなのに

自分の心と体にあまり向き合っていないなぁと

感じることが重なりまして。

自分が元気になりそうな養生の方法や精神療法の

ことが書かれた本をいくつか読んでみました。

その中から自分が出来そうな簡単なワークを

ひとつふたつ試してみたり。

そんなことをするうちに、少し自分の中で

気持ちが安定してきたなぁという実感が出てきました。

生きていれば、落ち込むことも不安なことも

あるのが普通で、それを避けて通ることは出来ません。

ただ、どういう時も「それでも大丈夫だ」という

自分の気持ちのベースを保てるかどうかで

物事に対する見方も対処の仕方もかなり変わると

思います。

「大丈夫」と思って見える世界と「不安」と

思って見える世界は、同じ景色のはずなのに

全く別の世界だなぁとつくづく感じました。

そうすると、結局すべては自分の中にあるなぁと。

自分次第だなぁと。

私自身も含めて、現代の人々は焦っている人が多い

気がします。

「~しないと」「~できないと」「もっともっと」

そんな焦りと不安から行動したり、気持ちが

落ち込んだりすること、ありませんか?

そういう自分の「焦り」や「不安」を感じたら

いったん立ち止まって、受け入れて開放すること。

そういう時間を持つことは大切です。

切羽詰まってきたと思う時には、まず深呼吸。

自分だけでは自分の不安を抱えきれない時は

誰かに聞いてもらったり、「大丈夫」と

思える場所に行くのもおすすめです。

特に自然の中にいくのは良いです。

土や木に触れたり、森の空気を吸ったり

自然の中でゆっくり過ごす時間は

エネルギーをもらえます。

 

あせらず、あきらめない。

でも手離した方が良いものには執着しない。

そのためにも自分を大切にする。

まずは自分の心に自分がよりそうようにする。

そういう時間をもつように心がける。

 

もし、今自分の心に余裕がないなぁと気づいたら

自分の心のための時間を作ってみましょう。

出来ない自分も、焦る自分も、いったんゆるして

力を抜きましょう。

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

 

街を歩いたら、どこそこに

色とりどりの紫陽花が咲いてますね。

雨に濡れても存在感のある美しさ。

梅雨時の楽しみのひとつ。