ご挨拶

原因不明の体調不良、あなたはどう対処していますか?

「なんとなく体調がすぐれない」
「病院で検査したが原因がわからなかった」

こんな時あなたはどう対処していますか?

例えば、原因のわからない頭痛が起こる度に鎮痛薬を飲んでいる。

痛みを我慢しつづけるより、抑えることが大事な時もありますから
一概に悪いことだと言えません。
ですが、痛くなる度に頭痛薬を飲むくり返しでは、根本の治療にはなりません。

世の中には原因のわからない症状や根本的な治療法のない病気が
たくさんあります。

医学は日々進化し、新しいお薬や治療法がどんどん登場し、
新しい希望があってもなお、原因不明の体調不良に苦しんでいる人は少なくありません。

そういう人のためのアプローチのひとつに東洋医学があります。

はり灸で治療の可能性を広げてほしい

病気が本格的にひどくなって現れてくる前の「なんとなくの不調」に
気づくこと、取り除くことは、とても大切です。

疲労の蓄積を無視していると、身体がしんどい時に発しているサインも
見落とし、大きな病気になって初めて気づくということになりがちです。

「なんだかしんどい」という症状で鍼灸治療を受けようという人は、
まだまだ多くないのですが、「未病」に対してアプローチ出来る東洋医学が、
生活の身近な存在になれば… 
はりとお灸で治療の可能性を広げてほしい…! と私は思っています。

人の体はおひとりおひとり違います。
その時あらわれる症状は、体質や生活習慣が関連している場合が多いです。

おひとりおひとりにじっくり向き合う治療、自分自身に気づいてゆく治療。
「いとぐち」では、そのお手伝いをさせていただきます。

免疫力アップ、自然治癒力を高めましょう

「病気と向き合う」ことは、ご自身のこころとからだにじっくり向き合う機会です。

人には本来自分で自分を治す力があります。
自然治癒力と呼ばれるものですが、東洋医学に基づく鍼灸は、その力にアプローチするものです。

はりやお灸の刺激は細胞や組織を活性化させ免疫力をアップさせます。
自らの力に働きかけ、からだを内側から整え、自然治癒力を高めましょう。

最後に…「いとぐち」の想い

いつも来られる患者さんがご予約を取られた際に「仕事帰りなので
疲れた顔で行くと思います。」とおっしゃったことがありました。

大丈夫です。そもそもここはお疲れの皆さんが来る場所なので。

しんどい人の避難場所のようなところをつくりたいと思っていました。
そのひとつのカタチが今の鍼灸院です。

「いとぐち」という言葉には「物事のキッカケや始まり」という意味があります。
このような願いを込めて治療院の名前を決めました。

もつれた糸が少しずつほぐれるように、重い荷物を少しでも軽くして帰っていただけるようになれば、と思っています。

鍼灸師 竹ノ上統子

大学卒業後、情報サービス系の会社に勤務し30歳を機に退職。人の健康に携わる仕事がしたいという思いから東洋医学に興味を持つ。鍼灸学校に入学し免許取得後、不妊治療のクリニックでの勤務、個人、企業などの往診を経て、2016年9月高槻市にて女性専用の鍼灸院を開業。