西日本豪雨災害ボランティア報告

こんにちは、はり灸いとぐちです。

今週は西日本豪雨被害にあった広島県三原市

というところに行っていました。

鍼灸師、マッサージ師による災害支援専門団体

「災害鍼灸マッサージプロジェクト」に参加して

避難所や市の施設、社会福祉施設などを巡り

鍼灸ボランティア活動をさせてもらいました。

広島県の三原市は10万人弱の人口の港町です。

駅を出るとすぐ港があり、山も近くて自然豊かな

町でした。車で30分程のところには尾道市があり

こちらものんびりした感じですが、観光客も多く

楽しいところです。

三原市の中でも被害の大きかった地域では、未だに

濁流により流された車やプレハブ小屋が田んぼの真ん中に

放置してあったり、ゴミ処理を待つ冷蔵庫等の電化製品が

小学校の校庭一面を埋め尽くしていたりしていました。

毎日、地域住民やボランティアの人が片づけやドロかきを

しているものの、1階がまるまる水没してしまったお家には

戻れず避難所で寝泊まりしている方も多くいらっしゃいました。

ゴミ処理を管理する市の職員の方、福祉施設の看護師の方

避難所に寝泊まりしている方、様々な立場の方に鍼灸をさせて

もらいましたが、皆さんに共通していたのは大変なストレスで

身体がガチガチになっているということでした。

豪雨から1か月近く経ちましたが、まだ先が見えない状況で

支援が必要な方が多くいらっしゃいました。

私は4日ほどの活動で終わりましたが、プロジェクトはまだ

継続中です。全国から鍼灸師、マッサージ師が集まり各医療団体、

消防、災害専門チーム、行政などと連携を取りながら活動しています。

詳しくは、こちら

そんな貴重な経験をさせてもらった今回ですが、活動の合間には

美味しいものをいただいたり、隣の尾道市を観光したりして楽しんで

きました。

三原市はだるまが有名なのですが、三原市のゆるキャラ

「やっさだるマン」が強烈なインパクトでした。

だるまの顔に人の手足という気持ち悪さがたまりません。

なんと、映画までつくっちゃいました!

ぜひ、ゆるキャラグランプリの全国を目指して

ほしいです。

他にも、トンカツうどん、新鮮なお刺身など

美味しいものをいただきました。

帰る前に尾道市でも。

キレイな景色と美味しいものをいただきました。

 

被災地の支援のカタチは色々あると思うのですが

地元にお金を落とすというのも、支援のひとつかなと。

尾道市も三原市も市の中心は水道も問題なく使えますし

日常が戻っています。夏休みの旅行にいかがでしょうか。