はり灸いとぐちです。
今日は更年期障害についてのお話です。
私自身もそろそろ更年期の入口にはいり、
「むむ、これは更年期の症状か？」と
感じることが時々出てきました。
これから症状がひどくなったりするのかぁと
ちょっと怯えながらも、まぁ症状が出たら
観察も出来るし、と思いながら過ごしています。
更年期とは一般的に閉経の５年前から５年後
までの１０年間を言います。
４０代から５０代の方が多いですが、
閉経の時期は人によって違うので
もっと早い方や遅い方もいらっしゃいます。
更年期障害の主な原因は女性ホルモンの
バランスが変化していくことによる体の不調ですが
その症状の現れ方は、人により差があります。
最初は月経不順から「そろそろ更年期かな？」と
自分の体の変化を感じる方が多いです。
更年期の症状でよくあるのが
・ホットフラッシュ（のぼせ、発汗）
・手足の冷え
・むくみ
・関節の痛み
・動悸
・めまい
・体の倦怠感
・イライラ・不安感
などですが、「胸がざわざわする」
「喉がギューと締め付けられるような苦しさ」
「何もやる気がおきない」など
ハッキリした症状ではなくても、モヤモヤするような
気持ち悪さやダルさが続く場合もあります。
自分でもハッキリしないし、人に説明しても
わかってもらえないような症状に悩まされるのが
辛いところです。
特に「気分の落ち込み」「不安感」「イライラ」など
気持ちの浮き沈みは、心の問題ととらえがちなので
人に理解してもらうのが難しいですね。
「以前だったらこんな風に感じなかったのに」
とおっしゃる方のお話をよく伺います。
更年期の症状は人によって現れ方も違いますが
環境による影響も大きいです。
「親の介護が大変」
「子供の進路が心配」
「仕事が忙しくてストレスも多い」
自分の体よりも、家族のこと、仕事のこと、
優先することがたくさんあって、なかなか
ゆっくり自分のケアをする時間がない方。
心配事を抱えて、日々過ごしている方は
ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
自分の体はひとつだけです。
自分の心と体を労わる時間を確保しましょう。
あなたが笑顔でいられることが家族のためにも一番です。
心と体がボロボロになれば良い仕事は出来ません。
自分のことを大切にしましょう。
まずはそこから。
自分自身とゆっくり向き合う機会だと思って
自分の心と体の声を聴きましょう。
出来なくても自分を責めずに寄り添えるように。
私の自分自身への心構えでもあるのですが。。。
しんどいあなたに届きますように。
更年期障害でお困りの方、お待ちしております。
周年記念でいただいた秋紫陽花のブーケ。
今はドライフラワーになっていますが
存在感があって美しい。