石川県に行ってきました

こんにちは、はり灸いとぐちです。

 

3月に臨時休業していた間に

鍼灸ボランティアとして石川県に

行ってきました。

「災害鍼灸マッサージプロジェクト」

という団体がやっている活動に参加

させてもらい、今回は石川県の

七尾市と志賀町というところで

無料で鍼治療をさせてもらいました。

 

私が訪れた3月半ばには、七尾市も志賀町も

水道はほぼ復旧している様子でしたが

拠点となる宿泊施設などはまだ再開されて

いないところが多く、今回は富山県を拠点にして

現場までは車で移動をするという活動でした。

 

現場までは山をいくつか越えた場所にあるのですが

山道は土砂崩れで土嚢を積んでいるところも何か所か

通りました。道は通れるようになっていましたが

亀裂が入っていたり、気を付けて運転しないといけない

場所を通りながらの移動もありました。

 

道路が波うっていたり、ぺしゃんこに潰れた家屋や

ブルーシートを張った家並みを通り抜けながら

広範囲に渡る被害の大きさを目の当たりにしました。

 

水が復旧したことで、一番しんどい時期は越えたけれど

まだまだこれからの不安を抱える現地の声に触れながら

様々な思いを感じながらの活動でした。

 

被災された方々が体験した辛い出来事も

これから続く復興に向けての苦労も

肩代わりしてあげることは出来ないけれど。

それでも少しでも辛さを軽減できるような

下支えになるような支援の在り方を考えていけたら

と思いました。

 

「しんどい人に鍼をして少しでも楽になってもらう」

というのが私が元々鍼灸師を志すベースにある想いなので。

そういう意味では、被災地でこうした活動をさせてもらえた

ことは非常によい経験でした。

 

実は2018年に西日本で豪雨災害があった際にも

同じ団体の活動に参加させてもらったことがあり

今回も、もし同じ活動が能登であれば参加したいと

お正月の頃から考えていて、スケジュールの関係で

3月にやっと参加できました。

6年前にお世話になった方に久しぶりにご連絡を

したり、初めての方々と一緒にチームを組んで

活動をするのも新鮮でした。

活動自体はハードな面もありましたが

宿で温泉につかったり、美味しい夕食を食べたり

楽しい思い出と共に元気になって帰ってきました。

 

道路や看板は亀裂が入ったり傾いたりして

いるところが散見される七尾市中心部

まだまだ壊れた建物はそのままになっている

箇所もありますが、営業再開している商店も

増えてきました。

被災した店舗が仮出店して営業している屋台村。

魚の解体ショーがあったり賑わっていました。

ここで食べた団子がめちゃめちゃ美味しかった。

施術をしている時に「ソウルフード」として

教えてもらったラーメン屋さん。

野菜たっぷりであっさりして美味しかった!

夕飯に訪れた富山県の回転ずし。

北陸の回転寿し、レベル高すぎ!!