こんにちは、はり灸いとぐちです。
今日は東洋医学の考え方で重要な「気」についてのお話です。
まずは「気」というものにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
東洋医学で「気」とは生命活動の源となるエネルギーで、私たちの身体も
「気」で成り立っていると考えます。
そう言われても、ぼんやりとして分かりにくいですよねぇ。
ただ実際「気」が何かわからなくても、私たちは普段から「気」を感じながら
暮らしています。例えば「元気」「雰囲気」「やる気」「弱気」「勇気」など
色々な気を出しながら、あるいは周りの「空気」を読みながら生活しています。
ハッキリ目に見えるものではありませんが、「気」の存在を感じています。
「気」はつねに動き、カタチを変えながら、私たちの身体の中と外に影響を
及ぼしているのです。鍼灸治療ではその「気」の流れを整えることも治療の
ベースになります。
なんとなく、感じはお分かりいただけたでしょうか?
なんとなく、で大丈夫です。
治療では「そんな気がする」というもの大事なのです。
「気持ち」というものが治療後の効果に大きく影響することもあります。
その話は以前、病気と感情について書かせてもらいました。